「逃げる」と言われる月だけあって、あっという間に半ばを迎えました。
自転車に乗ることが多いので、寒さが和らいできたのを肌身で感じます。
電車の広告で何気なく目にして関心を持ち、図書館で予約して待つこと半年、
先日ようやく手にすることができました。
『人生がときめく片づけの魔法』
という本です。
これがまた本当にステキな本で、片づけの本でありながら、
片づけの意味や方法のみならず、生活の姿勢から人生観にまで及ぶとても深い内容でした。
モノを愛するということがどういうことなのかを心の底から教えていただきました。
片づけレッスンを受けた方の「リバウンド率ゼロ」がわかるような気がします。
私は、モノを捨てるのが苦手で、まだ使えるモノが捨てられる現場に遭遇しては、
幾度となく「救出」してきました。
ベストセラーになった『捨てる技術』も読みましたが、さして効果はなく…。
捨てないで「持っている」ことがモノを愛することだという思いが根底にあったからです。
でも、私が「持っていた」モノはしあわせではなかったんだなと思い、モノを解放してあげる作業を始めました。
今度こそ、モノにとって居心地のいいおうちにして、モノに感謝し、感謝される生活をしたいと思います。
By‥安 心世