秋の深まりを感じる今日この頃です。
皆様お変わりありませんか?
まずは事務的なお話から…
先月会員の皆様に卓上カレンダーをお送りしましたが、
何人か届かなかった方がいらっしゃいました。
一年以内にお引っ越しをされた方はご一報いただけると助かります。
さて、PTAの文化部に所属させていただいているので、
昨年、今年と講師をお招きして講演会を開催させていただきました。
今年お招きしたのは、女優として活躍されつつ、様々な人権活動もされている
サヘル・ローズさん!
凄絶な人生を歩んでこられているのに、
なぜこんなにも人に優しくできるのか!?
周りのすべての人に対して心配りを忘れないその姿勢が
言葉の端々ににじみ出ていて、
最初から最後まで涙腺崩壊状態でした。
「偉人の母」という言葉がありますが、
サヘルさんの育ての親フローラさんがまたすごい方で、
サヘルさんを養子に迎えるために、
麻酔なしの避妊手術を受けられたという…
わが子のためであったとしても
そんなこと自分にできるだろうかと
問いかけずにはいられませんでした。
相手の立場になってみるということ。
そして素の自分を出すということの大切さを
言葉を選びながら話してくださいました。
会場全体がサヘルさんの温かい空気に包まれて、
あっという間の90分でした。
言葉に乗っかってくる重みというか深みというものを
日本語が母国語ではないサヘルさんから感じるということは
ただ事ではないと感じます。
おそらく人格的な厚みからくるのでしょう。
サヘルさんとの出会いは、
間違いなく今年一番の出会いでした。
余韻に浸りながらの部会は
感動の嵐だったのは言うまでもありません。
縁あってこの講演会に
スタッフとして携わることができたということに
心から感謝しています。
By‥ 安心 世 ☆