サブページサイド領域1

猛暑だの酷暑だのという言葉が飛び交っています。
まさに「残暑厳しい折」のお便りです。
今日はお盆休みで久しぶりにゆっくりという方も
多いのではないでしょうか!?

さて、我が家では少し早く夏休みをいただき、実家に帰ってきました。
新幹線と特急を乗り継いで最寄り駅に着いた時にはいささかぐったり…。
とりわけ酔いやすい長男は、「今からバスに乗るくらいなら歩く!」
と言い出し、必然的に私と長男は歩いて帰ることになりました。

ざっと3~4キロといったところでしょうか!?
こっちの方向に歩いていれば着くでしょうとアバウトに歩き始めました。

というのも、駅近辺はかつて高校時代の私の自転車での通学路だったのですが、
きれいな広い道がたくさんできて当時の面影はほとんどなく、
どの道がどこにつながっているのかさっぱりわからない状態だったのです。
内心ドキドキしながらも息子の手前平静を装いながら歩いていた時、
なんとなく心惹かれる「脇道」がありました。

「こっち行ってみようか!?」
とその道を二人でどれくらい歩いたでしょうか。
ぱっと前方が開け、その光景に私はハッとしました。

そこには、本当に懐かしい「自転車での帰宅途中に見た風景」がありました。
振り返って見ても、以前と全く違う家並みで「この道があの道」
とは到底思えないのですが、間違いなく「あの道」だったわけです。
結果的には「直感」で選んだ脇道が最短コースで、
目指していたバス通りに出ることが出来ました。

考えてみれば、移動はいつも自転車かバスだったので、
この道を歩いたことなかったな~と思いながら、
また心の中で「♪このみち~は~いつかきたみ~ち~…♪」と
口ずさみながら、40分ちょっと歩いて無事に帰宅しました。

いろんな思い出が詰まった「あの道」が私を呼んでくれたようで、
とても感激した出来事でした☆

  By‥安 心世

ページの先頭に戻る

ページの先頭に戻る